全体に関するよくある質問
リフォーム中にそのまま家で暮らすことはできますか?
可能です。特に内窓の設置や床下、天井裏からの工事など、室内での作業が限定的な場合は、普段通りに生活しながらの施工ができます。 ただし、工事内容によっては一部の部屋が使えなくなったり、大きな音がしたりする場合があるため、現地調査を行ったのち、事前に生活への影響についてしっかりとご説明させていただきます。
断熱リフォームはどのくらい効果が持続しますか?
どういった断熱材を使用するかで変わりますが、断熱名人が採用している旭ファイバーグラスのアクリアなら約20年経過しても断熱性能は変わらないという実績があります。
どのプランを選べば良いかわかりません。
お客様のお悩みやご要望をお聞きした上で、予算や住まいの状況に合わせて最適なプランをご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。
断熱リフォームをすると、家全体が新築のように快適になりますか?
部分的な断熱リフォームでも効果を実感できますが、窓・床・天井・屋根すべてを断熱するプランは、家全体の温度ムラをなくし、新築のような快適な住環境を実現します。
「床下断熱のみ」や「天井断熱のみ」、「窓+天井断熱」など、プランにない組み合わせや単体での断熱は可能ですか?
対応可能です。お気軽にご相談ください。
窓断熱に関するよくある質問
なぜ窓の断熱が重要なのでしょうか?
熱は暖かい方から冷たい方に流れる性質があり、冬場は約50〜60%が窓から流出し、夏場は約70%が窓から侵入すると言われています。窓は家の中で最も熱の出入りが多い場所であるため、窓を断熱することで、冷暖房効率を格段に高めることができます。
窓断熱にはどんな方法がありますか?
主な方法として、既存の窓の内側にもう一つ窓を設置する「内窓(二重窓)」、既存の窓枠の上から新しい窓枠と窓を取り付ける「カバー工法」、そしてガラスのみを高性能なものに交換する「ガラス交換」などがあります。
内窓(二重窓)のメリットは何ですか?
内窓は既存の窓はそのままに、内側に窓を新たに追加するため、工期が短く、比較的費用を抑えて施工できるのが最大のメリットです。また、気密性が高まることで防音効果も期待できます。
窓断熱の工事にかかる期間はどれくらいですか?
窓の数や工事方法によって異なりますが、内窓の設置やガラス交換であれば、1窓あたり約1時間程度で完了します(※ただし、窓のサイズや形状、現場の状況によっては、これより時間がかかる場合があります)。内窓の設置工事でも、数日で終わることがほとんどです。
窓の結露は断熱で解決しますか?
はい、窓の断熱は結露対策に非常に有効です。窓の表面温度が室温に近くなるため、空気中の水蒸気が冷やされて水滴になる現象(結露)が起こりにくくなります。
窓断熱リフォームは賃貸でもできますか?
賃貸物件の場合は、勝手に窓の工事を行うことはできません。必ず事前に大家さんや管理会社に許可を得る必要があります。内窓であれば、退去時に原状回復が比較的容易なため、許可が下りるケースもあります。
床下断熱に関するよくある質問
なぜ床の断熱が必要なのでしょうか?
熱の出入り口には床下も含まれます。特に冬場は、冷たい外気が床下を通って室内に侵入。加えて、冷気は低い位置にとどまる傾向があるため、床を断熱することで底冷えを防ぎます。
床下断熱にはどんな方法がありますか?
主に「床下からの断熱工事」と「床を剥がして行う断熱工事」があります。床下から行う場合は、床下点検口などから断熱材を敷き詰めます。床を剥がす場合は、既存の床材を撤去し、断熱材を充填した後に新しい床材を設置します。
床下の断熱は自分でできますか?
専門的な知識や技術が必要となるため、ご自身での施工はおすすめできません。床下の状態によっては湿気対策が必要だったり、隙間なく断熱材を敷き詰めないと十分な効果が得られないため、専門の業者に依頼するのが確実です。
お気軽に断熱名人までご相談ください。
床下断熱の工事期間はどれくらいですか?
床下の状況や工事範囲によりますが、一般的な戸建て住宅であれば、最短1日程度で完了することが多いです。床を剥がす工事の場合は、もう少し期間がかかります。
床下断熱をすると床下収納は使えなくなりますか?
いいえ、床下収納はそのまま利用できます。収納庫の周りにも断熱材を施工し、気密性を確保します。
床下断熱をすると湿気は大丈夫ですか?
床下断熱を施すことで、床下からの湿気が室内に上がってくるのを防ぎ、カビやダニの発生を抑制する効果が期待できます。
床下断熱の費用はどれくらいですか?
床下の断熱材の種類や工法、面積によって異なりますが、6畳で11万円(税込)からが目安となります。ただし、床下に潜れるかどうかによって、床を剥がすなどの作業が発生するため、まずは現地調査を行ってから費用をお見積もりいたします。
床暖房と床下断熱はどちらを優先すべきですか?
床暖房は足元を直接温める設備ですが、床下断熱は床下からの冷気を遮断する基本的な対策です。高い暖房効果を得るためには、床暖房を設置する前に床下断熱を施すことが非常に重要です。
天井断熱に関するよくある質問
天井断熱の目的は何ですか?
天井断熱の主な目的は、室内から熱が逃げるのを防ぎ、同時に屋根裏の熱気が室内に侵入するのを抑えることです。特に冬は暖房で温められた空気が上へ逃げ、夏は屋根からの熱気が天井を介して室内に伝わるのを防ぐことで、冷暖房効率を高めます。
天井断熱が効果的な家とは?
天井断熱が特に効果を発揮するのは、2階(上階)の部屋です。 上階は、太陽の直射日光を最も受けやすいため、夏場に室温が急激に上昇しやすいです。 特に、住宅密集地に立つ3階建ての家では、1階と3階の間で気温差が大きくなることが一般的です。 このような状況では、天井断熱を施すことにより、上階の快適性が大幅に向上し、室内温度を効果的にコントロールすることができます。
天井断熱にはどのような工法がありますか?
主な工法は「敷き込み工法」と「吹き込み工法」です。敷き込み工法は、マット状の断熱材を天井の骨組みの間に敷き詰める方法。吹き込み工法は、機械で綿状の断熱材を天井裏に吹き付ける方法で、複雑な形状の場所でも隙間なく施工できます。
天井断熱の工事期間はどれくらいですか?
工法や住宅の規模にもよりますが、一般的な戸建て住宅であれば、最短1日程度で完了します。
すでに断熱材が入っている場合でも、効果はありますか?
はい、既存の断熱材が古かったり、厚みが不十分な場合は、その上から新しい断熱材を重ねて施工することで、断熱効果をさらに高めることが可能です。
天井断熱で、2階の部屋の暑さは解消されますか?
屋根からの熱気は天井裏に溜まるため、天井断熱によってその熱気が室内に伝わりにくくなります。これにより、夏場の2階の部屋の暑さが大幅に改善される効果が期待できます。
天井断熱の費用はどのくらいかかりますか?
断熱材の種類や施工面積、工法によって異なりますが、10㎡で11万円(税込)~が一般的な目安となります。天井の状態によって変わりますので、まずは現地調査を行ってお見積もりいたします。
天井断熱をすると、屋根裏は物置として使えますか?
天井断熱の場合、天井裏の空間は外気の影響を受けるため、暑さや寒さで収納物が劣化する可能性があります。この空間を快適な物置として活用したい場合は、屋根断熱を検討する必要があります。
天井断熱の工事中、生活に影響はありますか?
天井裏からの工事が主なので、室内への影響はほとんどありません。床や家具に養生シートを敷くことで、ほこりや汚れを防ぎます。
天井断熱は自分でもできますか?
専門的な知識や技術が必要となるため、ご自身での施工はおすすめできません。特に吹き込み工法は専用の機械が必要です。断熱材を隙間なく施工しないと十分な効果が得られないため、専門業者に依頼するのが確実です。
天井断熱をすると、冬場の結露は減りますか?
室内と天井裏の温度差を小さくすることで、天井面での結露は起きにくくなります。ただし、窓や壁など他の部分の結露には直接的な効果はありません。
屋根遮熱・換気に関するよくある質問
屋根の「遮熱」と「断熱」は何が違いますか?
遮熱は、太陽の熱を反射して屋根材の表面温度が上がるのを防ぐことです。一方、断熱は、熱を伝えにくくすることで、熱が室内へ入るのを防ぎます。遮熱は「熱を入れない」対策、断熱は「熱を閉じ込める」対策と考えるとわかりやすいです。
屋根の「換気」はなぜ必要ですか?
屋根裏にこもった熱気や湿気を外部に排出するために必要です。特に高気密・高断熱の住宅では熱気や湿気がこもりやすく、そのままにしておくと結露やカビ、構造材の腐食の原因になります。
遮熱塗料の効果はどれくらいありますか?
遮熱塗料を塗ることで、夏場は屋根の表面温度が約10〜20℃下がると言われています。これにより、屋根裏や室内の温度上昇が緩和され、冷房効率が向上します。
換気リフォームにはどのような方法がありますか?
主に屋根の頂上部に「換気棟」という部材を取り付ける方法があります。暖かい空気が上昇する性質を利用して、屋根裏の熱気や湿気を効率的に外に排出します。
遮熱塗料を塗ると、冬は寒くなりますか?
遮熱塗料は、熱源である太陽光を反射するため、日差しが弱くなる冬場に室内が寒くなることはほとんどありません。冬の暖かさは主に断熱材によって保たれるため、天井断熱と組み合わせることで一年中快適な室内環境を実現できます。
換気リフォームに電気代はかかりますか?
換気棟などの自然換気システムは、風や暖かい空気の上昇気流を利用するため、電気代はかかりません。ランニングコストを気にせずに効果を得られるのが大きなメリットです。
遮熱塗料は、どんな屋根材でも塗れますか?
ほとんどの屋根材(スレート、金属、セメント瓦など)に塗ることが可能です。ただし、屋根材の種類や劣化状態によって、最適な塗料や下地処理が異なりますので、専門家にご相談ください。
換気リフォームで雨漏りの心配はありませんか?
換気棟は雨水が入らないように設計されており、適切な施工を行えば雨漏りの心配はありません。ぜひ経験豊富な断熱名人にご相談ください。