「断熱名人」を運営するユウマペイントです。
前回はリクシル「リシェント」の断熱性能を解説しましたが、今回は双璧をなす人気ブランド、YKK APの「ドアリモ 玄関ドア」にスポットを当てます。
「D2仕様やD4仕様って何が違うの?」「アルミタイプから変えるとどれくらい暖かくなる?」といった疑問を、熱貫流率(U値)のデータから解き明かしていきます。
1. YKK AP「ドアリモ」の断熱グレードとU値(熱貫流率)
ドアリモには、断熱性能によって大きく分けて「D50(高断熱ドア)」「D30(断熱ドア:D2/D4仕様)」「アルミドア」の3つのラインナップがあります。
注目すべきは、室内の熱の逃げにくさを示す「熱貫流率(U値)」です(数値が小さいほど高性能)。
| 仕様グレード | 熱貫流率(U値) | 性能の目安 |
| アルミタイプ(非断熱) | 6.51 | 断熱材なし。冬場はドア自体が氷のような冷たさに。 |
| D30:D4仕様(標準断熱) | 2.33以下 | 複層ガラス・断熱材入り。温暖な地域で一般的な仕様。 |
| D30:D2仕様(高断熱) | 1.79以下 | D4より約23%性能UP。 寒冷地や高断熱を求める方に。 |
| D50:高断熱ドア | 1.34以下 | 圧倒的な最高峰。 アルミ樹脂複合枠+トリプルガラス採用。 |
一般的なアルミドア(非断熱)からD30(D2仕様)に変えるだけで、熱の逃げにくさは約3.6倍。さらに最高峰のD50なら、約4.8倍もの断熱力を発揮します。
2. 仕様による構造の「決定的な違い」
なぜここまで数値に差が出るのか。それはドアの「中身」と「枠」に秘密があります。
D4仕様(標準断熱)
ドア本体に断熱材を充填し、ガラス部分には「複層ガラス」を使用しています。千葉県や埼玉県の平野部では標準的な選択肢ですが、玄関が北向きで日光が入らない場所では、まだ少し冷気を感じる場合があります。
D2仕様(高断熱)
D4仕様と同じドア厚(42mm)ながら、より高性能な「Low-E複層ガラス(アルゴンガス入り)」などを使用。枠部分の断熱構造も強化されており、窓リノベ補助金などの高い還元率を狙う際の基準となります。
D50仕様(超高断熱)
ドアの厚みが70mmと分厚くなり、枠に「アルミ樹脂複合枠」を採用。さらに一部デザインでは「トリプルガラス」を搭載しています。「玄関をリビングと同じくらい暖かくしたい」というマニアックな断熱性能を求める方に最適な、最高スペックの選択肢です。
3. 「ドアリモ」を選ぶべき3つのシグナル
今の玄関が以下のような状態なら、ドアリモへの交換で生活の質が劇的に変わります。
- ドアの表面に水滴がびっしりつく(結露): アルミ仕様(非断熱)の証拠です。D2仕様以上に変えることで、カビの原因となる結露を最小限に抑えられます。
- 玄関ホールに立つと足元がスースーする: 隙間風だけでなく、ドア表面で冷やされた空気が床に落ちる「コールドドラフト現象」が起きています。
- カギの開け閉めが面倒: 断熱化と同時に、YKK AP自慢の「スマートコントロールキー」を導入できるのもドアリモの大きなメリットです。
4. 2026年補助金を活用した「賢い断熱リフォーム」
2026年度も、窓やドアの断熱リフォームには手厚い補助金(先進的窓リノベ2026事業など)が用意される予定です。
D2仕様やD50仕様のような高性能なドアは、補助金の対象となりやすく、「補助金のおかげで、普通グレード(D4)と実質的な支払額が変わらずに最高級グレード(D2/D50)が手に入った」というケースが多々あります。
まとめ:断熱名人があなたの家に最適な「U値」をご提案します
「ドアリモ」のD2、D4、D50。どれを選ぶのが正解かは、お住まいの地域、玄関の方角、そして「どこまで暖かさを求めるか」によって変わります。
株式会社ユウマペイントは、断熱改修のプロとして、単なる交換作業ではなく「住まい全体の熱の設計」を考えます。玄関ドアの交換はもちろん、外壁や屋根の断熱、内窓の設置など、補助金を最大限に活用したトータルリフォームが可能です。
「わが家の場合、補助金はいくら出る?」「D2とD50、どっちがコスパがいい?」そんなマニアックなご相談も大歓迎です。東葛エリア(柏・松戸・流山)の断熱リフォームは、断熱名人にお任せください。

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